効果音「心臓の鼓動」
「ドクッ、ドクッ」と打つ心音です。緊張の高まり、恐怖の接近、静寂の強調に。
緊張が高まっていることを、説明せずに伝えられる音です。重要なのはテンポで、ゆっくりなら不安、速ければ恐怖やパニックを表します。シーンの進行に合わせて少しずつ速くしていくと、視聴者の緊張も一緒に引き上げられます。静寂の中で使うのが最も効きます。
この音はポン・タン・ドクンドクンなどと表現される効果音です。
使い方のヒント
ホラー音は「予兆→静寂→衝撃」の三段構成が基本です。「心臓の鼓動」は低域(250Hz未満)が100%を占めるためBGMのベースと帯域が重なり、一緒に鳴らすならこの音を2〜3dB下げるか、BGM側の79Hz以下を削ると両方聞こえます。高域は0%と控えめで、人の声の明瞭度を担う帯域と干渉しにくいため、重心84Hzのまま喋りの後ろで鳴らしても成立します。30fps換算で56フレームあるため、1.9秒以上の尺を確保するか、末尾0.12秒ぶんをフェードで切ってください。波高率6.2倍・ホラーという性質から、他の音と並べても埋もれません。
MP3・WAV(44.1kHz / 16bit)。動画編集ガイド・ゲーム開発ガイド/商用OK・クレジット不要。
似ている音との違い
収録音のなかで最も近いのは巨人の咆哮で、この音のほうが0.22秒長い(1.85秒対1.63秒)です。次に近いのは緊迫パルス(重心123Hz・2.17秒)とブーイング(重心138Hz・1.13秒)で、迷ったらこの3つを聴き比べると違いがつかめます。