ピコピコ効果音はどうやって作られている?
当サイトの効果音はすべて波形合成プログラムによるオリジナル制作です。レトロゲーム機の音の仕組みと、当サイトの制作手法を紹介します。
レトロゲーム機の音の正体
ファミコンに代表される8bit時代のゲーム機は、録音された音を再生していたわけではありません。本体内蔵の音源チップが、矩形波・三角波・ノイズといった単純な波形をリアルタイムに生成していました。あの独特の「ピコピコ」した音色は、この単純な波形の組み合わせから生まれています。
矩形波・三角波・ノイズ
矩形波はオン・オフを高速に繰り返す角ばった波形で、ピコピコ音の主役です。デューティ比(オンの時間の割合)を変えると音の太さが変わります。三角波は柔らかく丸い音色で、ベースやベル系の音に。ノイズはランダムな波形で、爆発や打撃、風切り音の材料になります。
当サイトの制作方法
当サイトの効果音は、これらの波形を数式で直接生成するプログラム(波形合成)で制作しています。周波数の変化カーブ、音量エンベロープ、ノイズの混合比などをすべてパラメータとして設計し、44.1kHz/16bitの音声ファイルとして書き出しています。録音素材や既存の音源を一切使っていないため、すべての音の権利が当サイトに帰属する、完全オリジナルの音源です。
バリエーションの仕組み
各効果音には、再生速度とピッチを同時に変える「テープ速度方式」のバリエーションを用意しています。同じ音でも高くすると軽く小さい印象に、低くすると重く大きい印象に変わります。さらにエコー(残響の付加)とローファイ(ビット深度とサンプルレートを意図的に落とす加工)の2種類のエフェクト版も用意しており、原型1音から最大20種類の表情を引き出しています。用途に合わせてしっくりくるバリエーションを探してみてください。
当サイトが使っている波形合成の考え方は、シンセサイザーの音作りとそのまま重なります。同じ手法を自分で試したい場合は、入門書から入ると全体像がつかめます。
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